Fate/Zerp Vol.3 - 散りゆく者たち -


Fate/Zero 公式ページ

ようやく既刊分読了。
当初、ライターが奈須きのこじゃない!と思ったものですが、
そんな一般ピーポーの心の叫びが恥ずかしくなるくらいの完成度でした。
今回は6騎残っていたサーヴァントが一気に4騎まで減少し、
いよいよ終結までの助走に入ります。





セイバーによってゲーム中で語られていた「恋人を人質にとる」、
2巻でソラウが出てきたときから、来るぞ来るぞ、とは思っていましたが、
さすがは期待を裏切らない男・衛宮切嗣。
いっそ清々しいまでの姑息さをもって、ランサー陣営を全滅させてくれました。
ランサーだけが分かりやすい「いい奴」キャラだっただけに、彼がいなくなって、
これからもっと血で血を洗う戦闘が待っているのでしょう。
ソラウがぷち可愛かったとはいえ、あのふたりにはもったいなかったよなあ……ランサー。

そして、やはりというべきか、
綺礼とギルガメッシュが結びつき、時臣への反逆フラグが立ちました。
そう言えば、ゲーム中で「綺礼が凛の父を殺した」という話だったような……。
雁夜と対照的に描かれ、人間の血など通っていない、魔術師然とした時臣が、
ようやくここにきて妻子に対して持つ愛情を描写されただけに、
こちらももったいない気持ちでいっぱいなのですが。

今巻もアイリスフィールさんは実にいい味を出していました。
苦手意識を持っていた舞弥と心を通わせたり、切嗣とセイバーの行く末を心配したり、
もうね……おいしすぎますアイリスフィール。
次巻は冬発売ということで、切嗣は勝ち残り、アイリさんは聖杯戦争の最後に
器として使いつぶされるのが確定しているのですが、
せめてどのような経路をたどって終末に着くのか、最終巻を楽しみに待ちたいと思います。

→関連項目
 Fate/Zero Vol.1 - 第四次聖杯戦争秘話 -
 Fate/Zero Vol.2 - 王たちの狂宴 -
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by esther21 | 2007-08-10 14:39 | 感想  

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