イメージを覆す


ようやく宿題に手をつけはじめました。
大げさな表現ではなく、今まで本当に「全く」手をつけてなかったのです。
数学の百数問ある問題群のうち、スピードの問題で、今日はたった5問しか出来ず……。
あと一週間なんて非情だよ、神さま仏さま教師さま……
ああ、やっぱり早めに終わらせておくんだった。
そんな後悔も後の祭り。




義父が昨晩仕事で遅くに帰ってきて、どっぷりと疲れており、
仕事仲間での休日のクリケット(世のおっさん達のゴルフと同義)を断ったため、
今日は久々に家族が全員揃いました。
そういやここ一月くらい、全く家族の団欒ってなかったなぁ。

義父のサムが、昼ごはんにゴーヤと玉ネギのパキスタン式カレーを作ってくれたため、
家族全員でいただくことに。
これがまた……サムのカレーは美味いのです。ゴーヤすらもニガウマ。
カレーだけではなく、料理全般が、
そりゃあもう母や私とは比べ物にならないくらい美味いのです。
その上手さはもはや「男の料理」の範疇を超えた領域。パキスタン版おふくろの味。

住みはじめた当初、男性にあるまじきあまりの手並みのよさに感心し、
「サムは料理上手いね。ハハさんよりも上手いよ」と褒めたのですが、

「はっはっは、小さいころからお母さんの手伝いしてきたからねー。
 私のお母さんはもっと上手いよ。
 チャパティ(=小麦粉と水で練ったものを板状に広げて焼いたもの
 カレーや味の濃いものを包んで食べる)も私のお母さんはねえ、麺棒使わずに手で作るよ」

たといチャパティ作りに麺棒を使っても、仕上げはサム自身の手でするわけで。
なんて言ったらいいのか……ピザの台作ってるイタリア人って言ったら通じるんだろうか。
薄くて柔らかい生地を、器用にくるくる回して、きれいに形を作ってしまう、
まさに職人技の域。これ以上ですか、サム母。

何より驚いたのはサムが昔から、料理を我が物に出来るほど母親の手伝いをしていたことで。
イスラム圏って「男尊女卑」「男児厨房に入るべからず」みたいなイメージがあったのだけど、
それすらも凝り固まったイメージであったことを思い知らされました。
母と娘で料理を作って、男達は買出しと仕事、
そういう光景が思い浮かぶのはきっと私だけじゃなかったはず。

パキスタン料理は油がきついので人を選びますが、
それでも私は義父のパキ料理が好きなので、諸手をあげてお手伝い。
義父の母はビザが取れないので、まだ日本には来ないのですが、
義父の事業が一段落した後、来る段取りを整える予定です。
今から既に日本でのおもてなしなど全く考えず、
母と共にハイエナと化している次第。
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by esther21 | 2007-08-12 23:49 | 家族  

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