うんうん。


母の友人からついに籐のゆりかごが届きました。
ふとんや服も一緒にもらったので、
ついに我が家も赤ん坊のいそうな家庭になってきたのですが、
あいにくながら「いそう」なだけで実際まだ生まれてきていないので
寂しいばかりです。

早く生まれてこないかなぁ……





というわけで、

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子供の代わりに、幼い頃から愛用している
ウサギのぬいぐるみを寝かせてみました。

「このウサギさんはねえ、
 いーちゃんの一歳の誕生日のプレゼントであげてねえ。
 その頃はいーちゃんよりもこのウサギさんのほうが大きかったんよ」


とは母の言葉。
ふむふむ、そうか、このぬいぐるみは一歳児よりも大きいわけだな。
ということはサラ(10月が予定日の弟)はこれよりも小さいわけだ。小さいなぁ。
ところで、そろそろ自分もいい歳なんで
「いーちゃん」はやめて欲しいんですが……。

これをくれた人は母の同級生(と言っても看護学校の同級生なので大分年下)なのですが、
私が学校に行っている間に、我が家へ颯爽と現れ、
そして颯爽と去っていったその同級生の人と、
母はこんな会話を繰り広げていたようです。

「ハーフちゃんかー。いいねー」
「ほんまになぁ。どんな顔で産まれてくるんやろ」
「うーん……一番いいのはダルビッシュ有みたいに
 長身で、すらっとしてて目鼻立ちがええ子だよねえ」
「でもな、うちの知り合いの子でな、
 同じパキスタン人のお父さんと日本人のお母さんから産まれてきた子なんやけど、
 めっちゃ肌白うてきれいな子がおるんよ。アメリカかヨーロッパの子みたいに見えるで。
 それもええよなぁ」

「うわっ、そんないいとこ取りな……」
「ほんまやんな。めっちゃうらやましいわ」
「でも一番嫌なのはさ、やっぱり……」
「うん。

 色黒だけが父親に似て、
 顔立ちはのっぺり日本人


 ってのが一番がっくり来るよなぁ」

「うんうん」

うんうん。

ちなみに、補足説明をしておきますと、
母(とそれにうっかり似てしまった自分)は色が白いですが、シミが多く、
これは本当に目があるのか?鼻はここか?と尋ねたくなるようなのっぺり顔。

雨宮の実父(私の父)も、サム(サラの父)も、
まつげが長く、鼻が高く、歯並びがよく、両方ハンサムの部類に入るほう。

この話を聞いて、私は思いました。

子供は五体満足で生まれてきてくれればいい。
障害がなければいい。あってもケア出来る範囲ならいい。
とにかく命を落とさなければいい。

だけど、

やっぱりサムに似てほしいなあ……

というか、母親に似たら悲惨なことになるということもある。
あまりに不条理な二択であることよ……。
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by esther21 | 2007-09-19 21:53 | 家族  

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