さーくんはプリンがお嫌い


今日は朝から、ハハが「腹が痛い」だの「お腹が張る」だの言っていたのですが、
ついに23:00頃、ついにトイレにこもって出てこなくなってしまいました。

たくさん水分を摂るだけに、実は自身もトイレに行きたかった自分。
ハハが出たら速攻トイレに入ろう。
トイレ行きたい。トイレ行きたい。開放感をさっさと味わいたい。っつーかトイレ行きたい。
まだかなー、まだかなーと待っていたのですが、なかなか出てこない。

十数分後、ようやく出てきた母は、腹を抑えながら断末魔のように、
こうつぶやきました。

「あだだだだだ……
 プリンがぁ、プリンがぁぁ


Σ!?
プ、プリンの化け物でも出たのか!?




どうやら、話を聞くに、
今日買ってきたアニバーサリー仕様で巨大なプッチンプリンを食べたところ、
直後に信じられないくらいお腹が痛くなったとか。

「いだいよー、いだいよー」

普段の「痛い」とは違う、尋常じゃない痛みだったようです。
トイレを出るやすぐに布団に転がり始めたので、
さすがに私もすわ陣痛かと焦り、腹をさすりながら、

「おま……
 プリンで腹を冷やした末の腹痛なのか、子供が生まれそうな腹痛なのか、どっちよ?」


と尋ねたのですが、「わかんなーい」と半泣きになるばかり。

膀胱の限界も近かったのですが、もちろんそんなことも言っていられません。
ただの冷えなのか陣痛なのか分からない以上、妊婦以外の無力な者は
腹と腰を撫で続けるしかないのです。

「いーちゃん、見てー」

と、手を持っていかれたところには、ボッコリ何かが出てきていました。
場所的に足だろうと思いますが、これは頭なのかと思うほどの大きなでっぱり。
こんなに子供が暴れているのを、私は見たことがありません。

「もうこんなに痛いなら、子供なんか要らーん!」

気が早いぞ、ハハよ(;´Д`)

そうこうして、コップにお茶を入れて枕元に置き、
腹を撫で続けていると痛みは収まったようです。
結局、冷えだったのか陣痛だったのか分からないまま、
入院道具のチェックだけして緊張状態のまま今に至っています。

「ああ、痛かった……。
 いーちゃんの時は病院以外で痛くなることもなかった。お腹も全然張らなかった。
 今思えば、いーちゃんは親孝行やったー」


そりゃあ、私を産んだ太古の昔と今の四十路とじゃ
身体の負担が違うのは当たり前です。

母の母、つまり私にとっての祖母にあたる人は、私が産まれる前に他界しており、
祖父も母が12歳の時に他界してしまったため、母には実家がありません。
いざ出産となった時に頼れるのは、夫のサムと子の私だけ。
そして、サムはいまいちまだ父親になりきれてないというか、楽観的で、
おまけに、ここ最近は深夜のランチタイムに勤しんでいるため、
ほとんど家にいる私が実母代わりに色々しないと、母はマジで独り出産になってしまいます。

お産っていうのは母子共に何が起こるか分からない――
もっと言うなら死の危険性も孕むものですから、
いつ何時でも冷静に対処できるようにしておきたいものです。
幸いにも先ほどの腹痛は治まり、母は余裕の表情を見せていますが、
私のほうは、残念ながら、冷静に対処できたとは言えません。

うん、普通、姉はここまで気を揉まなくてもいいんだよな。
父母がこの調子なので、ついつい
世話を焼かなくてはいけないような気になってしまうのです。
子供は何もしなくていいのですが。悪い癖です。

最後に、腹痛中の会話。

「あいだだだ~、プリンが、プリンがぁぁ」
「さーくん、よほどプリンが嫌いやったんやなぁw」
「ごめんね、ごめんね、さーくん。
 プリン嫌いやったんやね、ごめんね……。
 おかーさん、今度からおっきいプリン食べんようにするから、
 アニバーサリーのプリン食べへんから、ちっちゃいプリンで我慢するから、
 さーくん、ごめんね、ごめんねーっ」


痛かったのは分かるけど、こんな様子じゃ分娩中に何を口走るか分からへんぞ、ハハw
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by esther21 | 2007-10-01 00:42 | 家族  

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