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読みが甘い!


それは、我らがまだいたいけな中学生だった頃のお話。

小さな学校の小さなPC室で、友人であるモノとふたり、
仲良くパソコンをしていたときでした。




当時15歳にして、すでにどっぷり赤オタだった自分。
学校側がブラウザにかけてあったブロックなど知らぬ顔で通りぬけ、
妙なサイトをいくつも見ていました。
自分もパソコンをいじりながら、それをチラ見するモノ。

「何読んでるんだw」
「え? 見たら分かるだろ?
 趣味の左翼ウォッチングだよ(´ー`)」


アホな中学生でした。
本当に自分はアホな中学生でした。
当時も「重信房子」でググっては喜び、よど号の本を机に足乗せながら学校で読み、
レポート用紙に色々まとめてました。アホでした。

さて、その時の私は、検索サイトで発見した、
過激派関係にしては、やけに文章が上手い人の文章を読んでいました。

「どうも内容的に、記者かライターの人みたいだな」
「文章は確かに上手いよな」

ちなみに、アホな中学生だった自分と、
それに嬉々として付き合うストレンジーなモノでしたが、
一応今も昔も、思想が右とか左とか言うことはありません。危ないこともしません。
文化祭で「金正日キッス ~核爆発だも~ん~」とか
作詞・編曲してたのはモノの単独犯でs……


「しっかし、この文章を見てると、
 書いている人はほんまもんの左翼なのか、皮肉で書いてる反左翼なのか判別しかねる」

「そうだなー……(´ー`) 微妙なところだなー。
 だけどなんか、見てる分には真性(左翼)さんっぽくないかい?」

「んー、確かに真性さんっぽいな。
 いまだにここまでコテコテのライターさんって、いたんだなぁ。感動だぜ」


まったりもったりした空気で、真っ赤な会話流れるパソコン室。
結局その時は、書いている人の正体もよく分からず、
あれこれ推測しているだけで終わりました。

時は流れて今日のこと。

今日も今日とてひきこもってネットサーフィン。
懲りもせず、ふっとよど号について調べていたとき。
見覚えのある背景。見覚えのある文章。
あのサイトは残存していました。

で、書いていた人が判明。

「一水会」という組織を仕切っていた、鈴木邦男という、
少なくとも私の心の中では有名な、めちゃめちゃ右翼の人でした_| ̄|○ili|i

モノよ……。
コドモだったんだな、俺たち……。
まだまだ読みが甘かったなぁ(;´Д`)

そういや、この人の本、2冊か3冊くらい読んだことがあるぞ、中学生時代にorz
モノはともかく、なんで自分は気づかなかったんだろう……。

ちょっとあの頃の思い出を掘り返し、
苦々しい気持ちで一杯になった冬の午後なのでした。

関係のないようなあるような話なのですが、
「うさぎが鬼に会いに行く」という、中村うさぎの対談本が本がちょっと前に出ていたらしく。
中村うさぎと聞くだけでも「お?」となるんですが、
この本の対談相手がまた「鬼」というだけあって、前述の鈴木邦男に加え、
パリ人肉捕食事件の佐川一政だの、この間も万引きでまた捕まった三浦和義だの、
連合赤軍の植垣康博だの、私の心をそそる面々が狙ったかのように取り揃えられているので、
ちょっと今度図書館あたりで借りてきたいと思います。勇気を出して。
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by esther21 | 2007-11-13 16:43 | 日記  

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